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水彩色鉛筆でパンを写生しました

目の前にパンをおいて描きます。

 

曜日ごとに違うパンにしました。

なぜか? って、

パン屋さんには同じパンはそう多く置いてない。

 

まず初めに、画用紙に実物と同じくらいの大きさに薄く黄色をほどこして溶かしておきます。

パンを焼く前の、生の色の感じです。

そこにどんどん色を重ねていきます。

描いては色鉛筆を溶かし、

乾かしてはまた描く。

その繰り返しです。

最後は溶かさないで仕上げにします。

色を重ねるとこんがり焼けたようになってきます。

おいしい匂いも漂いそう。

 

次の2枚は今春学校に上がる新1年生の絵とまもなく卒業の6年生の絵です。

どちらがどちらの絵かは言わなくてもわかりますが、

絵として遜色なく、どちらもすてきです。

そういうところが造形作業の好きなところです。

小さい人は直感で描くし、大きい人は描いた後にさらに気持ちを込めていくのですね。

 

 

曜日変わって違うパンになりました。

子どもたちが好きかな~というよりも

描きやすいかな~という視点で選びました。

どうだったでしょう。

 

 

そしてまた違う曜日の違うパンです。

早々と「終わったー!」という子もいれば

時間が足りないくらい気持ちを入れ込む子もいます。

 

早く終わった子には

「ここをもう一息!」と声掛けしますが

終わった気分の子は、本人の望まぬ上塗りはかえって絵を壊すことになりかねないので、そのあたりは難しいところです。

 

しかしながら、今回はみんな情熱を込めて描き込んでパンの重さも感じられる絵になったかなと思っています。 

パンは○○分後にはみんなのお腹の中に収まったことでしょう。