スイーツの写生をします。
今年のモデルはこれ。
小麦粉の素材のお菓子は、まず、ばーっと下地をつくります。そう、焼く前の生の色ですね。
だんだんと焼きあがっていく順に色を塗り重ねていきました。
チョココーティングのあるお菓子は生地を描いてからチョコ色を掛けました。
ほら、だんだんこんがりした色になって、いい匂いがしてくる感じの色になったでしょ。
って言ったら、
さっきから目の前のホンモノからいい匂いがするよ、って言われました。
確かに。
次に作品の紹介です。
おいしそうな色に仕上がることを第一にしました。
桜餅は食物アレルギーのある子のモデルとしました。
その子の自覚がしっかりしているし、お母さまがおおらかでご理解があるし、クラスのみんなも承知しているので毎年和気あいあい、かつ穏やかにおいしいもの写生をすることができます。
みんな桜餅にすればよかったかと言うと、単に私が小麦粉系を描かせたかったからかな。比較的、小麦粉系は描きやすいと私は思っています。