かんぴょうの工作の前半です。久しぶりに課題にしました。
お迎えの親御さんが
「わ~、これは何ですか?」
と、まず言います。私は鼻高々と
「かんぴょうの実なんです。」
「えっ、あの食べるかんぴょうのこと?」
「ハイ、食べる時期を過ぎて、秋になるとね・・・」
説明を繰り返します。みんなの反応が楽しい!
廻し引き鋸でぽっかりと穴を開けましょう。
切り取ったところは捨ててしまうので、かんぴょうのお肌の気に入らない部分を選びます。
チョークで印をつけ、錐で小さな穴を開けてから、廻し引き鋸を差し込んでぎこぎこ切ります。
切り取ったところです。
中身はこんな風ですが、かんぴょうによっていろいろな状態。
ワタを取り出しました。
種が規則正しく立体的に並んでいます。
かんぴょう丸ごとを透視して、並び方を見てみたいと毎回思っています。
物入れにしたいと思うので、入り口になる部分をさらに自分の好きな形や大きさに切ります。
この子はこんな感じに切り取りました。
内部をお掃除してなだらかにしておきます。
新聞紙を中に貼りつけます。
張り子にして、じょうぶで、内部の面が滑らかになるようにします。
張り子の紙を3層貼りました。
これからすてきな色や模様になるようにつくっていきます。
このかんぴょうは、転居前に借りていた畑で育てていたものです。
自分で種まきして、植物としてのかんぴょうを始めて見ました。
私だけじゃなかった。お散歩中の保育園の子:「へんなものがあるよ~?」
先生:「スイカだ♪スイカだ♪」
家から飛び出して「かんぴょうだよー」と私。
夏に向かって、かんぴょうの苗は、育つ、育つ。
いつも目をかけて、つるがご機嫌よく伸びてくれるように、刈り取っておいた雑草を藁の代わりに敷き、
あらぬ方向へ向いてしまったつるをこっちだよ、と向きを直します。
子育てと同じね。
ぷくっとした雌花の付け根のところが、まるで空気を送り込まれた風船のようにどんどん膨らんで、
カボチャよりも、スイカよりも、もっと大きな実に育っていくのです。
表皮がだんだん色白になります。秋になると固くなってきます。
数年間栽培して、手入れをしながら貯め込んできました。