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フェイクりんご

りんごの張り子 その2。いよいよ色塗りです。

りんごは初めは何色してたと思う?

こんな色だったんでしょうね~。

りんごは少しずつ色づいていきます。

そう、少しずつ、透き通るくらいな色をつけていきましょう。

いい感じです。

マンゴーぐらいな色になったかなぁ。

軸っていうのか、枝っていうんですか、これ。 あらかじめ、半紙をこよりにして色をつけておきます。アクリル系絵具をべっちゃりつけると固まってくれてほどけません。きりで穴を開けて差し込みます。

急にりんごらしくなりました。

が、まだまだ若いりんごです。

りんごのお尻って言うんでしょうか、もと、花が咲いていたところだよね。ホンモノを見ながら色で描きます。Aちゃんのりんごはこうだけど、Bくんのここはまた違うよね。

目の前に置いたホンモノってすごく赤が深いよね。

透明感があるよね。

それをどうやって表す?

薄く、少しずつ、乾かしながら重ねていきましょう。

 

どんどん色が似てきましたね。どんどん熟してきましたね。よい香りがしてきそうな感じです。

形も色もサイズも異なるりんごの張り子ができあがり。

ここまで5週間。乾き待ちがあるので、合い間、合い間にほかの作業をやりながらです。

真っ赤なのも、まだ青が残るのも、いろいろあってすてき。みんな、ホンモノをじっくり観察してくれました。

箱詰めにしてみました。見間違ってくれるかしら?本物のりんごと。

軽い、軽~い!!!

フェイクりんごのできあがり。

みんな飽きずによく頑張ってくれました。

1年生から6年生までのりんごです。

紙の貼り方や色の選び方、絵筆の動かし方に歳の差はあるけれど、その年齢の時につくった作品としてよい思い出になることでしょう。

おうちに方も楽しんで作業を見てくれました。